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おいしい アーカイブ

2006年02月24日

10日遅れのヴァレンタインデー たる屋、チョコレートを貰う

但し、上質の酒粕と交換せり。
今、話題の表参道ヒルズのJEAN-PAUL HEVINで行列して買われた由。

スカラ座のチョコレートは「マイチョコ」です。トリノが本社のCAFFARELの限定品。


ミラノのスカラ座では生誕250年を記念して「フィガロの結婚」を上演中。

 

2006年03月13日

樽屋 焼穴子を食す

穴子は苦手だったのですが、到来物に焼穴子。
清酒を振りかけて焙り、こわごわ食べてみましたら、スコブル美味!
今まで食べなかった数十年が惜しい。それとも、ここの焼穴子が特別なのかな。

生きた鰻や穴子を保管しておく時に老舗では杉樽に、きれいな水をはって用います。
魚函もプラスチックや発泡スチロールのものより、杉樽の方が鱗が取れないので長生きする訳です。

2006年03月16日

樽屋 春を食す

今日は知人から「いかなごの釘煮」を頂戴したので、夕餉の御飯がすすみます。
うちは女房が京都人なので「いかなご」はこしらえず、神戸の名人の作品が食卓に上るのです。

「いかなご」は漢字では玉筋魚。
スズキ目の魚で、出来上がりが錆びた釘のようなので「釘煮」と言います。

神戸では春を告げる風物詩のひとつで、露地を歩いていると、どの家の台所からも「いかなご」をつくっている香りが漂ってきます。

決して出来上がった物を買う人はいません。(最近はスーパーマーケットにも既製品が出現)
どこのオバちゃんも自分のレシピで何キロも作って友人に送ったりします。
ですからスーパーや市場は,この時期になると「いかなごコーナー」が出来、郵便局では配達用の専用パックを無料で配布します。

活きのいい「いかなご」を求めて、魚屋にオバちゃんの行列が出来るのは、
他府県の人から見たら異常事態です。

むかしは、いかなごも杉樽に入れて明石港や垂水港から町に運んでおりました。

写真は高嶋夫人の名作

2006年03月21日

樽屋 春を食す (其の二)

先日、神戸市長田区の丸五市場で「イカナゴくぎ煮コンテスト」が開催され、同区在住の某夫人の作品が最優秀賞に選ばれたそうです。
20年間守り続けた姑秘伝の味がグランプリに輝き、商品化されました。
地元の珍味販売業者が、その伝来のレシピにもとづき、100キロ限定で販売される予定。
この時期、同種の催しが、神戸各地で開かれますけれど、商品化は珍しい事です。

写真↓は樽屋のおやかたが酒粕と交換して入手した貴重な品。
くぎ煮発祥の地、垂水区在住、佐方夫人の傑作 
高嶋夫人作(樽屋日誌3月16日参照)と甲乙付け難し

これは、錆びた本当の鉄釘。
子供の頃、ひもを付けた磁石で路に落ちている古釘を集めて屑鉄屋に持って行き、お小遣いにしたものです。

2006年04月01日

樽屋のおやかたの誕生日

今日はエイプリルフールですが、嘘ではありません。本当にXX回目の誕生日なのです。

「アラン・カスケヴィッチ」の樽斗ミックスでお祝いしました。
パッションフルーツ、オレンジ、胡桃、ココナッツ、杏子、カシューナッツ、レーズン、グランベリー、ピスタチオ・・・・などのドライフルーツがたっぷり。

閉店後のお店を開けてもらい、あれこれ選んでいると、
奥から出てきたカスケヴィッチさんからもお祝いの言葉あり。
"Bon Anniversaire!!!"

2006年06月14日

ベルギーの樽屋


樽屋の親方はビールを呑まない主義なのですが、レッテルに「樽」が見えたので、つい買ってしまいました。

ベルギーの白ビールはビールというより、シャンパンとグレープフルーツジュースを混ぜたような味です。
ヨーロッパでは一般的なものだそうです。樽屋に丁度、ビール好きの針金作家、林雄三さんが下宿していたので一緒に呑むことにしました。彼は滞仏時代にパリでよく呑んだと言っていました。
彼は東京の西荻でアビアントという工房を主宰しています。

白ビールにバゲット+カマンベールはよく合います。
初めて呑んだビールが運よく樽ラベルの白ビールで良かった‥

2006年07月19日

樽屋の楽しい休日

忙しい樽屋も、日曜日くらいは休みます。
料理アシスタント3名を従えて「鶏の丸焼き」を作りました。


2.5キロの裸のニワトリ


ワイルドライスとたまねぎを白ワインで煮たものを、お尻から詰め込みます。


串刺しにして、オーブンに入れます。
回転させながら焼いていく所がおもしろいので、みんなで覗き込みます。


ところが、話に夢中になっているうちにチキンが自爆テロ!無残な姿になりました。
でも味は抜群。

杉樽で清酒を呑むつもりでしたが、アシスタント嬢達の希望により、今宵はワイン。
親方のセレクトは96年の「Calon-Segur」ほか2本。
酩酊中の彼女たちのつぶやきは「このワイン、樽の香りがしますね~」

やはり、樽で締めくくった一日でした。

2006年07月23日

土用の丑と杉樽

鰻(うなぎ)も昔は全て、杉樽で輸送、保存しておりましたが、
戦後、全ての鰻業者が便利な人工樹脂の容器を使うようになりました。
しかし、鰻さん達にとって、人工的な材料の容器は居心地が悪く、味も落ちていくそうです。

本来の味を取り戻そうと考えた神戸の南京町「森田川魚店」から「たるや竹十」に鰻用杉樽の注文がありました。
鰻用杉樽というものが、どういう形状をしていた物なのか資料が全くなかったので、四斗の漬物樽をお納めしました。
味もさることながら、鰻も杉樽の中の方が快適らしく長生きするそうです。

「山信」の鰻丼です。1000円以上の物には肝が付きます。
「たるや竹十」から最も近い食べ物屋さんなので、よくお世話になります。

投稿者 diva : 21:26 | コメント (0)

2006年08月21日

漬物の日

なぜだか由来は分からないのですが、今日は「漬物の日」なんだそうです。

友人のM君が「たるや竹十」の漬物樽で漬けた漬物を送ってきてくれたので、本日の朝食は、いつものコーヒーとトーストではなく、奈良、吉野風に茶粥と漬物だけにしてみました。

粥は雪割文の奈良茶碗に

M君の漬物は、見た目は悪いのですが、なかなかの出来。
市販の物とは一味違いました。

頑固なM君は自分で精米した時に出来た糠だけを使って糠床を作りました。
未だ初心者なので、乳酸菌の発酵が充分ではないようではありますが。

彼は盆休みに家を長く留守にしている間に糠床が悪くなるのではないかと心配で仕方がなかったと言っていました。

「糠床」が完全にペット化しています。

2006年09月02日

吉野の「柿の葉寿司」

秋の収穫に柿は未だ早いのですが、「竹十」代々の好物「柿の葉寿司」が、奈良県吉野郡川上村の「樽丸屋さん(酒樽の材料となる吉野杉を割る仕事)」からの届きました。

「柿の葉寿司」は吉野の男たちが、これと「お茶」だけを腰に巻きつけ、山奥に作業に出かけた歴史があります。
吉野杉が立派に大きく成長するためには、間引き、枝打ち、台風や落雷で傷んだ木の処理など、吉野の男たちの手入れが必要なのです。


柿の葉寿司は、柿の葉が大きくなる時期と鯖がたくさん捕れる今時分がうまく合ったのがはじまりでしょうか。
奈良には海がありません。熊野灘で塩漬けされた鯖だけが唯一の魚だったのです。
昔は柿の葉寿司を発酵させるためにも杉樽を利用しました。
また、柿の葉には殺菌作用があり、冷蔵庫がなかった時代も日持ちのする便利でおいしい食べ物でした。
昔は各家庭で食す分だけ作ったものですが、いまや吉野地方の名物になっています。

紀伊半島の更に奥地、熊野地方に行けば、そこまでは鯖が届かなかったので、代わりに高菜漬を使った「目張り鮓」となります。

まだ青い柿の木。
柿の実は柿渋になると防水作用、防腐作用などがあるので、酒屋や樽屋でも、盛んに使います。

2007年02月26日

樽屋(たるや)の「お八つ」

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酒樽作りが一段落しますと、甘い物が欲しくなります。
今日は近所の和菓子屋の「柏餅」
見えにくいのですが、楊枝は兵庫県篠山の民家を壊す時、おやかたが命がけで屋根に上り(2回落ちた)、取り外してきた「煤竹」を小刀で削り、こさえた物。

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左側は自作の杉製菓子皿、右側の茶托は、琢斎。蓮に蛙

2007年05月27日

酒樽屋 本日の「お八ツ」 其の八

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このところ、お店オープンの準備もあって忙しかったので、久しぶりの休日です。
桐の花を見に行こうと思いたって散歩に出かけました。
ところが突然の強風に「桐の花」見学は断念。
シュークリームを買って帰って「お八ツ」に。

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やっぱり似ていますね。

2007年07月21日

酒樽屋の「お八つ」其の九

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力仕事の酒樽屋では、休憩時間によく甘い物を「お八つ」にします。
江戸、明治の徒弟制度の時代には考えられなかったことですが・・・・・

樽屋は町内にある和菓子屋へ走ります。
ここで阪神間の一部の地域限定かと思われる和菓子「しがらき餅」が買えるからです。
神戸市内でも、樽屋が知っている限り、ここを含め二軒しか売っていません。
夏限定のお菓子です。

写真左下のように、そのままでは「カットおにぎり」です。「おはぎ」の中身のような餅米の半つきです。きな粉をたっぷりかけて、ようやく「お菓子」になります。
本来はソーセージのような円筒形になっていて、糸で切って食べたものです。

昔は夏になると、リヤカーを牽いたおぢさんが「わらび餅」と一緒に売りにやって来ました。

さお竹屋や金魚売りが町から消えて行き、日本の風情の変化に樽屋も寂しい思いをしております。


あわじ屋
阪神電車大石駅下車すぐ南 神戸市灘区船寺通1-3-3
電話 078-861-5447 

2007年08月02日

酒樽屋の「虫養ひ」 其之参

%E5%85%AC%E6%A5%BD.JPG 一枚500円のざる蕎麦

酒樽屋は所用で時々神戸花隈に行くのですが、この時に立ち寄るのが「洋食の朝日」と
ここ「公楽」です。
二軒とも昼時には行列が出来ています。
「公楽」へは久しぶりに行ったのですが、決してなじみ客でもないのに「のり抜き、やったね?」と
元気な、おねえさんに訊かれた時はちょっと驚きました。

350円の一口丼とのセットが名物です。

店主の津田さんは「ざる蕎麦」とは冬の食べ物であるいう考え方で、八月は殆ど営業しません。

神戸市中央区市下山手8丁目8の1
午前11:00~午後4:00
土曜、日曜、祝日休業
078-341-1406

2007年11月30日

酒樽屋の「お八つ」 其の拾

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煎茶好きの酒樽屋(さかだるや)のおやかたに京都から「涼炉」と「羽帚」の焼印入り煎餅の到来物

寶盛堂 田中製菓
京都市上京区五辻七本松西入東柳548
075-461-1490

五辻は「いつつじ」と読むそうです。「ごつじ」と呼んで樽屋の女房に笑われました。
本当に京都の地名は難しい!!!


神戸にも「田中金盛堂」という酒樽屋贔屓の煎餅屋さんがあるのですが、関係があるのかな。
ここも後日、紹介します。

2008年01月25日

酒樽屋の「お八つ」其の拾壱

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京都の親戚から頂いた上七軒の「老松」の「蓮根餅」
「お八つ」の下に見えるものは酒樽(さかだる)用の箍(タガ)を巻くために竹を割ったもの。

蓮根のでんぷんを寒天で固めたものです。
昔から、茶席菓子として、盂蘭盆会や夏の追善の茶席菓子として作っていた菓子。
現当主が、十年程前に中国・浙江省(長江下流域)にて茶摘みをした折、美味しい蓮粉(蓮根のでんぷん)を見い出して作ったのが始まりです。

浙江省の西湖は山紫水明の地として知られ、西湖十景がとりわけ有名です。
三方を丘陵に囲まれ蘇東坡や白居易の名に因む堤を配した景勝古跡にも富んだ美しい湖です。

浙江省と日本には、文化的な共通点が多くあります。特に食べ物の類似は多く、共通の言葉もあります。
この蓮根餅、彼の地を訪れた栄西や道元も食べたかもしれません。
中国の「餅」表記は、米の餅ではありません。中国では、米のモチが「糠(コウ)」、米以外のモチが「餅(ピン)」と呼ばれます。「蓮根餅」は、蓮根のモチ。米のモチではないので、「餅」と呼びます。

夏なら「夏柑糖」がお奨めです。

住所:京都市上京区北野上七軒
電話:075-463-3050 FAX:075-463-3051


2008年03月04日

酒樽屋の「虫養ひ」 其の参

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酒樽屋は100キロ位の四斗樽を運んだりもしなければならないので、昼食と夕食の間に何か食べないと仕事になりません。今日は・・・
「駅そば」です。

不思議な食べ物です。
JR姫路駅が発祥の地だそうで、関西特有の物でしょう。

敗戦直後の昭和24年10月、物資の統制から小麦粉が手に入りにくくなって、
うどんを駅で出す事が出来なくなり、最初こんにゃく粉の麺を代用していたのが、痛み易いので、
ラーメンの麺を入れてみたら評判が良いので定着したのだそうです。
当時、器付きで一杯50円、器を返すと40円。(結構、高級品ですね)
今でも一杯400円です。
トッピングはてんかすとネギだけですから、今も高級品かも・・・

旧年まで350円だったのですが、ここのところの小麦の高騰には逆らえなかったようで、
昭和の食糧難より、現代の食糧事情の方が深刻なようです。

栄食堂
神戸市灘区岩屋中町5-1-10
078-882-4590

5:40~23:00 年中無休
ドライバーにとって嬉しいのは、店内に駐車違反取締の方々が来られた時のために,
店前道路を映し出すモニターがあること。

2008年04月30日

酒樽屋の虫養ひ 其の肆

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宵に酒樽屋(さかだるや)が出掛ける時は、よく神戸の元町に「卓」で蕎麦を食します。
最初、なぜか中華街の真ん中で こぢんまりと開店、その後すぐに今の場所に移転して店主の後藤卓さん、ずいぶんがんばりました。
独立したのが確か弱冠28歳の時、あれから8年経ちます。
今では若いスタッフが汗だくになって蕎麦を打ってくれています。
この日の酒樽屋(さかだるや)が注文したのは好物の「鴨つき』玄蕎麦
樽屋の女房はシンプルに「もり蕎麦」

熱燗と共に軽い食事も出来るようになり、わかり難い場所なのに何時も満席です。

手打ちそば処 卓
神戸市中央区元町通四丁目五の六 中野第二ビル一階
078-351-7981
am11:30~pm2:30 pm5:30~pm9:30
水曜定休 北側にコインパーキング有

2008年06月09日

酒樽屋のお八つ 其の拾壱

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水無月(みなづき)です。
京都では6月30日は夏越(なごし)の祓に、三角の水無月を食します。

せっかちな樽屋(たるや)はちょっと早めに頂きました。
氷室で貯えた氷を模して三角形をしています。

2008年06月25日

酒樽屋のお八つ 其の拾貳

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酒樽屋もたまには他所で「お八つ」を食します。

初夏の「わらび餅」。
京都にて。


2008年07月04日

酒樽屋のお八つ 其の拾參

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明暦の頃から栄えた浅草吉原で花魁や太夫たちに贔屓にされたのが「土手のきんつば」です。

又の名を「芋きん」さつま芋の「きんつば」

浅草満願堂 
東京都台東区浅草1−21−5
03-5848-0548

年期増しても食べたいものは 土手のきんつば さつまいも

2008年07月10日

酒樽屋の虫養ひ 其之伍

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名物「シジミ」と「大根餅」

台湾料理 麗郷 渋谷本店 
東京都渋谷区道玄坂2−25−18
03-3461-4220

木曜日定休
土日祝 12:00~24:30

2008年07月18日

酒樽屋の近所にインド料理店が出来る

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ゴータム ラクシュマンさんが岡本店に続いて、酒樽屋の近所に新店舗を突然開きました。
ここは、つい最近までうどん屋さんだったところです。(その前は喫茶店)

ラクシュマン夫妻は、かつて新神戸のインド料理店「アジメール」で働いていた経験の持ち主。インド料理好きの樽屋がよく通っていたお店です。
オープン初日に行くと、「アジメール」のマネージャーが先客に...
数年ぶりの再会でした。

ラクシュマン夫妻の19歳の息子サントス君が灘店を手伝っております。

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ゴータム インドレストラン 灘店
神戸市灘区船寺通1−8−16
078-882-7551
11:30~14:30 17:00~22:00

2008年07月20日

酒樽屋の虫養ひ 其の陸

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酒樽屋も時にはアフターヌーンティー。
クラブハウスサンドをシェア。ポット入りのココアを三杯。
ピクルスとポテトチップス付き。

2008年07月24日

酒樽屋の虫養ひ 其之漆

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サンドウヰッチと珈琲

2008年08月03日

酒樽屋の虫養ひ 其之捌

DSC06815.JPG ざるそば 700円

そば処 
奈良市破石町バス停前
0742-22-0602

11:30〜15:00(土・日曜、祝日は〜16:00)、16:30〜20:00
水曜(祝日の場合は翌日休)
入れにくいけれど近くに駐車場あり

すぐそばに入江泰吉記念奈良市写真美術館志賀直哉旧居がある。
もちろん薬師寺も。

奈良の蕎麦屋といえば「玄」でしょうが、土日月が休みだし、午後は二組限定で予約制とくれば、簡単には行けません。


2008年10月05日

丸い物は酒樽の蓋(ふた)だけではない

日がな一日、手足のかわくひまもなく、丸いものを触って暮らしております。
酒樽の蓋(ふた)、漬物樽の底や押し蓋、味噌樽の上蓋(ふた)、樽太鼓の蓋(ふた)、原木の杉の断面や加工された樽丸(たるまる)、原竹の切り口から天星や駄細(だぼ)と呼ばれる木栓類に到るまで木樽をつくる作業にとって丸くするという行為は避けて通ることは出来ないのです。
出来上がった木樽は上から見ても下から見ても丸いものですし、側面も均等に丸みを帯びていなければなりません。
そんな訳からか町に出ても何故か丸いものを見ると気にかかります。

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「ピッツァ」です。
日本でも最近は「ピッツェリア」と称す、「ピッツァ」を食べさせる店が増え、「お好み焼」同様に手軽に食すことが出来るようになりました。

写真のピッツァは「プローヴォラ カプリチョーザ ビアンカ」Provola Capriccioza Bianca
水牛の乳でつくられたモッツァレーラたっぷりの、名の通りトマトソースの入っていない白いピッツァです。

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トム ウエイツの[GRAPEFRIT MOON]新盤
やっぱり、処女作アサイラムレコード盤の方が場末の雰囲気がたっぷりです。
デヴューから、もう25年経ちました。

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前菜です。
右の一番向こう側に見えているものは Napoli Zeppoliniという祭りの時などに食べる揚げ物です。海苔が入っていて日本人も好みの風味。

店の壁面にはポンテ ベッキオの山根大介さんが molto buono ! と賞讃する落書きがありました。  

                                                                                  PIZZERIA AZZURRI ピッツェリア・アズーリ


神戸市中央区山本通3−7−3ユートピアトーア1F
078-241-6036
12:00-15:00 17:30~22:00
木曜定休

2008年10月22日

酒樽屋の蟲養ひ 其之玖

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虫養ひには少々、量が多いかも知れませんが、大阪高麗橋のすし萬の詰め合わせです。
もちろん名物「雀鮨」も入っています。

雀鮨に限ってだと記憶しますが、今でも薪を使い竃(かまど)で米を炊いている所が、
どこか「たるや竹十」と共通する気がします。
頑固という事とは違うのです。そうしないと美味しいものを作る事が出来ないのでしょう。
創業から300年以上、同じ製法を続けておられるようです。
雀鮨は小さな木桶に入って販売されています。

2008年11月18日

酒樽屋が出入りする蔵元が作った奈良漬

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酒樽屋はかつて、蔵元と対等の立場にはなく、あくまで出入りの業者の一人でしかなかったのですが、ここまで日本に於ける酒樽屋の数が減って来たりしますと、二者の関係は密になって来ます。
先日、酒樽の配達に参りました折、自作の(販売はしない)奈良漬とお茶を出して頂き、たいそう恐縮しました。
昔は酒樽屋は蔵元の店先で失礼するもので、逆はあっても このような例はありませんでした。
帰店後、画像を見て時の推移を感じる酒樽屋でありました。

書き忘れました。
肝心の「奈良漬」ですが、美味しいのですけれど絶対に市販はしないのだそうです。
酒樽屋は奇しくも珍品を頂いた訳です。

2009年01月08日

酒樽屋のお八つ 其の貳拾伍

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上の方にたくさん並んでいるのは古い木製の菓子型
看板は富本憲吉によるもの。
手前の椅子は確か黒田辰秋
そこかしこに日本の民芸運動の香りがします。
さながら月末から始まる「アーツ&クラフト展」の会場の一部か三國荘の一室のようです。

日本の民藝運動の人達って甘党だったのかな。

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久々の「お八つ」は平安殿の粟田餅です。
甘辛くて、不思議な味です。


〒605-0038
京都市東山区平安神宮道三条上ル堀池町
営業時間/午前9時~午後6時
年中無休
℡075-761-3355

2009年01月15日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾

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この「すし半切り」が大きいのです。左の八十数歳になる名物女将さんの体が入る位です。
直径二尺(約66センチ)はあるでしょう。

「樽(たる)」ではなく,これが「桶(おけ)」ですといえば「樽(たる)」と「桶(おけ)」の違いが分かり易いかも知れません。

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丸徳寿司 六甲店
神戸市灘区六甲町1丁目2-1
078-822-1057

持ち帰り専門です。尼崎に本部があるチェーン店ですが、それぞれ独立採算制だそうです。
個人的には六甲店復活と同時に、忽然と消えた本山店の味が好みでした。
六甲店は震災で倒壊。十数年ぶりに少々年配の女将さんと共に復活。
その、お手頃価格から夕方には売り切れている日もしばしば。

2009年06月21日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾壱

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お昼セットの中の一鉢で、これが単品ではありません。

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美々卯本店の「花ゆば」

〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町4-6-18    
T E L  06-6231-5770
営 業 時 間  11:30~21:30 (ラストオーダー/20:30)
定 休 日  日曜・祝日

2009年06月27日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾貳

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駅前の立ち食い饂飩です。わずか200円!(100円代もありましたが)
「ラーメンた○う」というチェーン店がありますけれど、
ここは「うどん太郎」といいます。電話はないようですが、味は200円以上です。
うどんの丼はこの椀型でなければなりません。
口の広い器に入れて量を多く見せても、饂飩がのびる上に冷め易くなります。
ものの本によれば、饂飩の方が蕎麦よりも遥かに歴史が古いのだそうです。

 闇のとぎれる饂飩屋の前    「武玉川」第二篇


2010年01月20日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾參

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久しぶりのベトナム料理です。
容器はヤシの実を半分に切ったもの。
「蓮の実」飯です。

メコン

神戸市中央区北野町3−6−17
078−271−9221

水曜定休

この店、昔は六甲アイランドにありました。
酒樽屋も10年以上前、開店当時に食べに行った記憶があります。
数年前に北野町に転居された由。

2010年10月15日

酒樽屋 「一日カフェ」へ行く

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大阪の中崎町で秋の日曜日に、一日だけのカフェがオープンします。
その名も[BAMBI(バンビ)] 伝説の神戸にあったジャズ喫茶とは関係ありません。
6人のフードコーディネーターが集まって、企画を練った催しなのです。

「ケーク・サレプレート」(ケーク・サレ2種+デリ2種+スープ+ドリンク 1,000円)が
樽屋の親方お薦めの一品です。
オリジナルドリンク、各種ドリンク、スイーツなどなども用意されている予定。


ONE DAY CAFÉ BAMBI
大阪市北区中崎町西1−6−22
10:00〜19:00

2010年12月08日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾肆 日牟禮庵の蕎麦

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日牟禮庵(ひむれあん)、手打ち蕎麦の味もさることながら、
ここの土蔵は国指定文化財だそうです。
近江商人の自宅だったという大正期の町家を改装していて、庭にも趣きあり。
蕎麦は「大盛り」を注文すれば良かった。

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日牟禮庵
電話 0748-33-2368
滋賀県近江八幡市西元町61
営業時間 11:00~14:30 17:00~19:00
定休日 月曜・第3火曜

2011年01月07日

酒樽屋も(さかだるや)も七草粥(ななくさがゆ)を食す

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春の「七草粥」であります。決して美味とは言えませんけれどが、
四季を彩る、贅沢な朝食のひとつです。

芹(せり)、薺(なずな)御形(ごぎょう)蘩蔞(はこべ)
仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)蘿蔔 (すずしろ)の七種。

[春」があれば、『秋」もあるわけで、

「萩」、「尾花」、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)または朝顔(あさがお,今の桔梗?)
この食材で粥は出来ませんね。

「はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな
おみなえし また ふじばかま あさがおのはな」 山上億良

正月気分が薄らいだ頃、各スーパーマーケット行けば七種パックで売ってはいますが,............
出来れば、のんびり里山に採りに行きたいものです。

古代中国では一年の邪気を払い、その年の無事を祈ったといわれています。


         椀の芹芳としておとろへず      草城

2011年12月29日

酒樽(たる)と柿の関係

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今年は台風の影響で吉野地方は多大な被害を被りましたが、
幸い柿だけは美味しい物が収穫されて全国へ出荷されました。

その柿も最後の一房を残すばかり、町はすっかり冬景色。
川上村からの樽丸が台風以来、初めて届きました。

吉野は杉と桜、そして柿の産地なのです。      
 

2012年02月13日

大吟醸の酒粕登場

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いよいよ、大吟醸の酒粕が入手できました。
蔵元は酒粕を作っている訳ではなく、酒を作っているのですから、
酒粕の事ばかり話をして叱られました。
市販の段ボール状の酒粕と違い、柔らかくて良質の菌をたっぷり含んでおります。

本来は味噌樽を買って頂いた御客様にカビ発生防止の為に同梱していたのですが、
粕汁甘酒以外にも利用方法がたくさんあって、喜んで頂いております。

2012年02月22日

酒樽屋の虫養ひ 其の拾伍 蕎麦

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ご存知、大黒屋の「鴨せいろ」です。特に説明は不要でしょう。
伏見の酒造会社へ酒樽(さかだる)の説明に出かけた帰り、
毎度の樽屋の虫養ひです。

〒604-8022 京都市中京区木屋町蛸薬師西入ル南車屋町281番地
  075-221-2818
  11:30~9:00 火曜日休

2013年10月18日

酒樽屋の虫養ひ その拾陸 蕎麦

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ようやく秋です。新蕎麦が美味しい季節になりました。
この松茸蕎麦は隣の人が食べていたもので、私は拾割の天ざるを注文。
場所柄、蕎麦にしては少々高いけれど深夜までの営業が嬉しい。でも大阪ですと終電かな。


「そば處とき」
〒530-0003 大阪府大阪市北区堂島1丁目3−4 谷安ビル 1F‎
06-6348-5558
11:30~14:00(LO13:50)
18:00~26:00(LO25:50) 土曜 18:00~20:00

日曜・祝日・第1、3土曜日が休み

2013年11月18日

和樽屋(たるや)の虫養ひ、または三都味くらべ

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神戸や大阪の人たちが京都で蕎麦屋や饂飩屋に入り「たぬき」を注文するとビックリします。
出てくるのは、なんと「あんかけうどん」又は「あんかけそば」なのです。

神戸,大阪では「たぬき」と言えば、甘辛く味付けした油揚げがのっている「そば」を指します。
油揚げがのっている饂飩が「きつね」、麺が蕎麦にかわったら「たぬき」です。
これが阪神間の日常です。「けつね」或いは「しのだ」と注文しても通じます。

京都において「たぬき」という食べ物は「あんかけ」なのです。金沢方面も同じ由。
京都で「たぬき」と注文すれば、生姜がたっぷりのっているか添えられているか、
素うどん(そばの場合もあり)のあんかけが出て来るだけです。油揚げのきざみがのっている場合もあり。
あくまで油揚げは「きざみ」なのです。
逆に京都の人が神戸や大阪に来て「たぬき」を注文したら、
油揚げの「きつねそば」が出て来てがっかり?????されるでことでしょう。
さらに関東では「天かす」をのせた麺を「たぬき」と呼ぶそうで。

ことほどさように三都の中でも食文化の違いが、はっきりしております。
あんかけの場合は京の寒い夜を腹の中から暖める為かなと思いきや、真夏にもあるんですね。
それがどーしたという、の話題であります.。

やぐ羅

〒605-0075
京都市東山区四条通大和大路西入る(南座向い)
営業時間 11:30~21:00
定休日 不定休 075-561-1035

2013年11月27日

酒樽屋(たるや)の虫養ひ

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西宮の竹葉亭で鰻丼を食す。竹葉亭は本家である白鹿に対し悦蔵さんと言われている白鷹が作った禄水苑の中にある。
竹葉と清酒とは深い縁があります。
鰻と樽酒も相性が良いらしい。

〒662-0926
西宮市鞍掛町5-1
TEL (0798)37-3939

2014年06月22日

酒だる屋の虫養ひ 其の拾漆

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何度か紹介しておりますが、奈良県吉野地方の名産「柿の葉寿司」です。
新緑のこの季節、柿の葉が最も美しい時です。
味も一年で一番美味しい時期と言えます。
吉野の山奥から樽丸を運んで来る時、お土産に頂きました。
奈良の人でなくとも、これが好物だという方が少なくありません。

たるや 竹十

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