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樽屋も吉野杉の良し悪しを見落とす

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吉野杉は色も香りも最高なのですが、なにしろ自然のものです。
年に一度位、写真のように「目越し」という状態になる事があります。
この場合は、どのように手を施しても滲みを止めることが出来ません。
しかも、場所が樽(たる)の底です。交換以外に修理の方法はありません。
たくさんの吉野杉から樽(たる)に適した材料を選別することが酒樽屋の親方或いは、
番頭の役目なのですが、この場合は作業中の見落としと言えましょう。

幸い「たるや竹十」が使っている奈良県吉野郡の川上村周辺の杉だけは、
乾燥させて、もう一度使うと滲みが止まる魔法のような不思議な性質を持っています。
川上村特有の土質に依るようです。
しかし、この樽(たる)の場合は大事を取って底は交換することにしました。
「目越し」になる「ネキ」類と「風折れ(ウテ)」だけは樽(たる)には一切使う事が出来ません。
これらについての詳細は後日。

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たるや 竹十

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    2010年02月20日 06:52に投稿されたエントリーのページです。

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