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収穫の秋、漬物樽、味噌樽

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長らく入院していたパソコンがOSを新たにして、帰って来ました。
季節はすっかり秋です。
十月も半ば、杉枡や漬物樽、味噌樽の注文が増えて来ました。
特に野菜の収穫期には漬物樽の依頼が毎日のようにあります。

味噌樽作りは漬物樽を作るより難しく、漬物樽作りも酒樽より技術を要します。
一見、酒樽が一番難しそうですが、そうではないのです。
どこが違うのか説明すると長くなるので、またの機会に譲りますけれど、
とにかく漬物樽と味噌樽は長期保存に耐えなければなりませんが、
酒樽は一回切りという大きな違いがあります。
漬物樽や味噌樽を作っていて一番嬉しいのは、御礼のメールやFAXを頂いた時です。
最近、感動的なメールを頂いたので、ご本人の了解を得て転載致します。


秋に漬け物樽を注文した者です。
京都の実家の木樽が壊れ、母がプラスチックで新調しようとしていたのですが、
どうしても呼吸をする木の魅力を残したくて私(北海道在住の娘です)が
こちらで探して注文させて戴いた次第でした。

最初はどれだけ違うのか分からずに今年も大根を
漬けてみたのですが、今年の出来は格別でした!
年末年始にみんなで集まったのですが、
幼稚園の孫は漬け物とご飯ばかりおかわりするほど
美味しかった様子でした。
手間のかかっている物をみんなで囲んで食べるのは
何ともみんな幸せな感じがしました。ありがとうございました。


話はこちら北海道に変わりますが、ここでも樽を作っている方がいます。
以前富良野に住んでおり、麓郷という所の職人さんから購入した事があります。
ドラマ「北の国から」の土地ですが、本当に小さな町です。
70歳代であろうご主人がそこのオンコ(イチイ)の木を使って
一つずつ丁寧に作っておられました。
とてもあたたかなご主人とお話しながら、奥様の作った自家製味噌を
味見させてもらい、作り方まで教えてもらいました。
汗かきの赤ちゃんに綿100%の肌着を着せてあげるように
発酵食品には木がぴったりだな、と感じました。

ただ、残念なのは後継者がいないというお話でした。
全国にあまりないのかな、と思っていたのですが、
インターネットでみるとこうしてしっかり作っておられる方がいて
とても嬉しくなりました。
樽での漬け物や味噌づくりはゆっくり長年かけてうまくなろうと
思っています。たるや竹十さんのご活躍これからも応援しています。


こんなメールを頂くと夜なべの疲れもすっかり無くなってしまいます。
全国各地にあった桶屋さんが、どんどん消えていくのは寂しい限りです。
富良野近郊の桶屋さんは今もお元気そうなのでうれしく思いました。

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たるや 竹十

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    2009年10月16日 13:46に投稿されたエントリーのページです。

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