« 酒樽(タル)屋小さい樽(タル)太鼓を作る | メイン | 酒樽屋 ラヂヲ局の取材を受ける »

樽太鼓(タルたいこ)の修理 蓋(ふた)を換える

DSC09584.JPG

しっかり作った樽太鼓(タルたいこ)も、元気よく叩くものですから、
どうしても、蓋(フタ)の表面がささくれ立って来ます。
こうなると、音も悪くなって来ているので、新品の蓋(フタ)と交換しなければなりません。
予算の関係から、御依頼主の要望で蓋(フタ)を裏返して使う事もあります。
畳の裏替えの様なものですが、余りに使い込んでいる蓋(フタ)は板が薄くなっていて、
長持ちしませんから、おすすめできません。

DSC09585.JPG

この程度の傷み方ですと、交換の必要はありませんが今回は箍(たが)が外れてしまいました。

この作業は簡単そうに思われがちですが、案外手間取るものでして、
全ての箍(タガ)をいったん全部はずさねば、蓋(フタ)を入れる事が出来ないのです。
その上、箍(たが)が数本切れていたり、ゆるんでいることが殆どなので、
たいてい、蓋(ふた)だけではなく、箍(たが)も総替えになります。
古い箍(たが)は硬化していて、径を変える作業が不可能なのです。
樽太鼓の修理に関しては大小を問わず、新品の約半額で請け負っておりますが、
樽屋にとっては正直なところ新たに作る方が楽なのです。

遠い地域の方々は往復の運賃も加算される訳ですけれど、
折角つくった樽太鼓は出来るだけ修理しつながら愛情を持って長く使って頂きたいものですし、
アフターサーヴィスのひとつと考え、採算を度外視して、お引き受けしております。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.taruya.com/mt/mt-tb.cgi/498

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

たるや 竹十

  • たるや 竹十



  • 写真及び記事の無断転載はご遠慮下さい
  • About

    2009年06月07日 16:32に投稿されたエントリーのページです。

    ひとつ前の投稿は「酒樽(タル)屋小さい樽(タル)太鼓を作る」です。

    次の投稿は「酒樽屋 ラヂヲ局の取材を受ける」です。

    他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

    Powered by
    Movable Type 3.35