« 木製樽に使う吉野杉の不良品 | メイン | 手作り木製樽は、いつも逆さまにして作る »

木製吉野杉樽における事故「めまわり」

DSC02229.JPG

昨日の「吉野杉樽の不良品」の酒樽屋日誌で触れた「めまわり」の典型的な例です。
こうなってしまうと、使い道はなくて、燃やすしかありません。

樽丸師、樽屋の親方、樽職人の三人のチェックをすり抜けて来た不良品です。
樽丸は鋸(のこぎり)は使わず、鎌(かま)を用いて木目に沿って「割る」訳ですが、この時に木目が既に何十年前に割れている場合があり、肉眼では判断出来ない隙間を持っています。

このような榑(くれ)を使って吉野杉の木製樽を作ると箍(たが)の力で、このようにふたつに割れてしまいます。
折角の樽づくりも、これではガッカリですから、
材料の選別だけは先に挙げた樽に関わる三人が目を皿のようにして仕分けする訳です。

写真は「目回り」し易い「追い柾」という「柾目」に近い榑(くれ)の一種です。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.taruya.com/mt/mt-tb.cgi/375

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

たるや 竹十

  • たるや 竹十



  • 写真及び記事の無断転載はご遠慮下さい
  • About

    2009年01月23日 11:14に投稿されたエントリーのページです。

    ひとつ前の投稿は「木製樽に使う吉野杉の不良品」です。

    次の投稿は「手作り木製樽は、いつも逆さまにして作る」です。

    他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

    Powered by
    Movable Type 3.35