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今では、殆どの木製樽は菰(こも)に包まれたままで、中を見てもらえません。
酒樽屋(さかだる屋)にとって、こんなに悔しいことは無いのです。
昔は、菰(こも)輸送中に酒樽(さかだる)が傷まないようにする為のプロテクターだったのですが、
他の蔵元の酒樽と差別化するために、どんどん派手になっていって、神社に最近飾ってあるように、
一目で、どこの酒樽(さかだる)か識別出来る様にはなりました。
それと並行して、中の木製樽は見えないから質が悪くてもいいという傾向が強くなり、粗悪化していってしまったのです。
たるや竹十では、出来るだけ木製樽をそのまま見てもらえるように菰を巻かずに裸で出荷するようにしております。
それでは、どこの酒が入っているのか判らないので、正面にレッテルを貼ります。
昔は「腹書き」と言って、ここに何版かの刷り込みを施し、各種の柄や蔵元の銘を色鮮やかに表現したものなのです。
個人的にパーティなどで木製樽を使う時、銘柄ではなく、好きな文字を和紙に墨書きして張っております。
版を作らなくてもいいので、酒の銘柄に囚われることなく、好きな文字を書くことが出来ます。
写真の木製樽は上から三本目と四本目の箍(タガ)で樽の中ほどに仕込んだ底を締め付けることのより、四斗樽(タル)の形をしていますが、容量を二斗に変更しています。
更に上に箍(タガ)を締めると、一斗入りのものも出来ますが、ラベルを貼るスペースがなくなります。
たるや竹十では、タイコ樽(タル)=樽太鼓(タルタイコ)の修理も承っております。
写真の樽(タル)は前の持ち主が金釘や針金を使って、箍(タガ)が止めて応急処置をしたものです。
木製の樽(タル)には釘を打ったり、或いは木工用ボンドを使用してゆるんだ箍(タガ)を固定しても、きちんとした修理にはなりません。
太鼓(タイコ)としても音は良くはならないのです。
たるや竹十に送ってくだされば割れた蓋(フタ)や切れた箍(タガ)を新しいものに替えることによって、新品同様にする事が出来ます。
タイコ樽(タル)だけではなく、ディスプレイ樽(タル)も同じように修理して再利用する事が出来ます。
詳しくは、下記まで、お電話下さい。
078-861-8717
「めでたい輪」製作 たるや竹十 意匠 DIVA
酒樽屋(さかだるや)が作った正月用の「お飾り」が梅田阪急で展示即売されております。
「こじつけ師」こと伊部壽夫さんにセレクトしていただいた物です。
酒樽(さかだる)に使う箍(たが)をリースに仕立てました。
普段と違い、延々と箍(タガ)を巻き続けたので、両手は棘だらけです。
竹の箍(タガ)は素手でないと、うまく巻けないので仕方がありません。
「お正月を楽しむアート展」
阪急・うめだ 9階和食器売場
11月14日(水)~20日(火)
大阪市北区角田町2番7号 電話 06-6361-1381
あさ10時→よる8時
**11月21日(水)~27日(火)の「ジャパニーズ レトロ コレクション」にも樽屋(たるや)の「クリスマスリース」が展示即売されます。(同店7階)