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酒樽屋の近くにある大桶

%E5%A4%A7%E6%A1%B6.JPG沢の鶴資料館にて


たるや竹十」の前にある資料館で展示されている大桶です。
30石桶ともいい、酒造関連では一番大きい桶です。
何人もの人間が入るほど大きい。
直径が2m30cm、深さ1m95cm
容量6336ℓ、即ち一升瓶で3520本分。
先日紹介した「つけもの」という保育社の文庫本の表紙になった物はこれでしょう。

今ではこれらの杉製大桶は大変貴重です。

昭和30年代半ばから、40年代にかけて、全国の日本酒の蔵元は、これらの大桶をどんどん廃棄し、
琺瑯(ほうろう)やステンレス桶に替えていきました。
そして、中古の大桶は醤油業者、味噌業者あるいは漬物業者が使っていました。

最近になって、その価値に気がついた蔵元は大桶を探していますが、もう手遅れかもしれません。
新品を作るとなると現在では数百万円程かかってしまいます。
箍(たが)に使う竹も酒樽より長い物が必要なので、竹の時期の良い冬に準備しておく必要があります。
大桶製作は三人一組でないと出来ないので、少なくなっていく職人の事を考えれば新しくあつらえるのも、増々困難になって来ています。


最近、桶の保存会も出来、再評価されてきました。


tsunemine-2.JPG名人、故常峰巌師匠の工房前での桶輪替風景


「たるや竹十」でも、明治期には大桶を作っていたものです。

たるや 竹十

  • たるや 竹十



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    2007年07月20日 22:27に投稿されたエントリーのページです。

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