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酒樽づくりの最後の工程 「もと打ち」

樽太鼓(たるだいこ)を沢山つくりました。
樽太鼓は洩れの検査も「天星」も「ダボ」も必要ありませんが、「もと打ち」という最後の工程が残っています。

巻いた「たが」の最初と最後の部分が樽太鼓から、はみ出すので、これらをカットしなければなりません。
竹の根元にあたる部分を「もと」、先を「すえ」と呼びます。
一丁の樽太鼓に「たが」は7本入っているので、合計14ヶ所を切ります。

左手に持っているのが「もと打ち」という刃物です。
やはり、工程と道具の名前が同じです。単に包丁と呼ぶ地域もあります。
但し、刃は鉈(なた)のように厚く、片手で持つには家庭の包丁より随分重いものです。

写真は「ささら」です。料理に使う物と基本的には同じですが、
酒樽屋(さかだるや)では「ささら」は市販の物を使わず、余った太い竹を職人が加工して自分で作ります。

「もと打ち」が終わると、「ささら」を使って余分な竹の「ささくれ」を処理します。
「ささら」を強く握って「たが」の周囲を磨くように仕上げます。

これで「樽太鼓(たるだいこ)」が一丁出来上がりました。

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たるや 竹十

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    2007年04月25日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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